「アロマテープ」は、天然植物精油の揮発性成分を吸着し、貯蔵し、気体にして徐放することができます。液体の天然植物精油(エッセンシャル オイル)は、空気にふれると蒸発する不安定な物質で、常温でも短時間に揮発します。そのために、量的にコントロールすることが難しく、従来のアロマセラピーは、主に嗅覚刺激以外に利用方法がないとされていました。
「アロマテープ」は、皮膚あるいは衣服に貼ることにより、天然植物精油の有効成分を長時間にわたって、安定的に、体内に経皮吸収させることができます。経皮吸収された精油の成分が、さまざまな効果を発揮することをさまざまな試験で観察しました。
* 「ケモタイプ精油」とは、精油に含まれる成分を化学的に分析して、特徴的な成分の含有割合で植物を同定して分類するという考え方で、「化学種」(CHEMO=化学的)、TYPE=種類)と訳されています。植物学上では同じ植物と同定されても、土壌、標高、気候など生育条件によっては、その植物特有の成分の含有割合が違うことがあります。
そのために、植物を学名で特定して、さらに成分分析を行い、内容成分を確認する必要があります。医療現場で使用される精油は、このように成分分析して、精油の成分が一定量含有していることが確認されたものであることが要求されます。ベルギーでは、このケモタイプ精油の普及に力をいれている団体があります。NARD(Natural Aromatherapy Research and Development)です。当然、無農薬であること、防腐剤が使用されていないことも確認されています。